Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

Dave Holland Quintet

すんぢさん、かかしさん、こすもすさんとStanfordにDave Holland Quintetの演奏を聴きに行った。
今回はチケット予約もせずにいきなり開演30分前にぷらっと行き、予想通り問題なく極上の席を確保。アメリカだからこうなのか、ジャズが下火だからこうなのか判断がちょっとつかない。
さてその演奏だが、サックスx2,ヴィブラフォン、ベース、ドラムの5人編成で、おもに新作からの曲と、過去のこのクインテットでやった曲を演奏。CDでの演奏はサックスx2の代わりにサックス+トロンボーンなのだが、何故か今回はサックスx2でやっていた。CDを聞く限り、個人的にはトロンボーンの方がいい気がした。というのも、今日の編成はテナーが野太系ではなく、柔らかに演奏するタイプで、アルトとかぶってしまう状況がしばしばあったためだ。ドラムはパワフルの一言。かつメリハリが利いているのでなおさらパワーがひきたっていた。ロールをあまり活用しないドコドコタイプで、どことなくオマーハキムを連想させる音だ。ヴァイブのボリュームはもっと大きくても良かったと思う。
Dave Holland、いままでもっと気むずかしいタイプのミュージシャンかと思っていたが、結構にこにこ演奏していて好感が持てた。音自体は今まで通りの素晴らしい音だった。
開演前に”CDを購入した方には演奏後にDaveがサインをしてくれます。”のアナウンスを聞いてすんぢさん、こすもすさん、私の3人はインターミッションの時にしっかりCDを買い、演奏終了後に買ったCDにサインをしてもらってご満悦の3人であった。Dave自ら舞台の袖からCDを取ってきてその場で販売しているのはちょっと笑えた。

サイン入りCDといえば、Allan Holdsworthのはどうなったんだろうか?そろそろ3ヶ月が経とうとしているのだが…。