Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

Mount Diablo Challenge - 2010

実は真面目なヒルクライムレース(除、Low Key)に出るのは今回が初めてだったりする。なのでここ一月程自分としては真面目に練習を積んできた。一時間を切ることが今回の目標。
まだ真っ暗な中家を出発、駐車場には7時過ぎぐらいに到着。めちゃめちゃ寒い。しかもスタート地点に移動する頃は雨もパラパラ。先が思いやられる。スタート地点についてレジストレーションを行ない、ビブナンバーとタイミングチップを受け取る。タイミングチップは足首にベルクロで装着。
Timing Chip
この後、軽くウォームアップ。ウォームアップを重視するか、ウェーブスタートの陣地取りを重視するかで悩んだけれど結局後者を選択。ただ速いウェーブの人々はバッチリローラーを持ち込んでまるでローラー展示会状態:
Rollers exhibition
スタートは程遠いw。ウォームアップしても後ろのウェーブだとあんまり関係ないかも。
Loong wait
散々待たされた挙句、ようやく自分のウェーブスタート。今回の作戦は前半抑えめ、後半からじわじわプッシュで最後全力、とまあいつも通りだったんだけれど、周りにつられていつもの悪い癖が出て前半からプッシュ気味に。このへんパワーメーターがあればいいんだろうけどね。真ん中のJunctionあたりがかなりきつかった。さらにEdge 500のラップボタンを間違って押してしまうという体たらく。これで経過時間がわからなくなってしまう。一時間切りを狙うには致命傷。
ただし、やはりレースはモチベーションを立て直すには最適だし、かなりドラフティングに助けられた。キツい部分では"Pain is TEMPORARY!"を念仏のように念じ、ゆるい部分は重めのギア選択。先を走っていて一度は見失ったSさんを目標に登る。Sさんは間違いなく1時間切りを狙っているんで、彼と同じタイムでフィニッシュすればいいだろうという算段。終盤は意地の立ち漕ぎ、そのまま最後の壁に突入してSさんに追いつくつもりでいたけれどここで黄金のタレ。シッティングのままゴール。
ただ終わってみると自分でもかなりプッシュしたんだと思う。というのも生まれて初めて肺に血の味がしたし。息を整えた後、Sさんにタイムを聞いてみたら手持ちの計測で59分40秒ぐらいだったらしい。うーむ、これはギリギリダメ、最高に悔しいパターンかもと落ち込む。
その後一緒に参加したAkiさん、こうくんさんがゴール。皆で壁の下まで下ってそれぞれの健闘を称える。そうこうしているうちに壁に張り出されるレース結果。仕事早い。一足先にそれを見たSさんのタイムが59分11秒(だったかな?)だったそうなので、もしやこれはと速報を見ると、、、
59分25秒!
おおおー!なんとも微妙に一時間を切ることができた!微妙度で言ったらこの前のOLH20分切と同じぐらいかも。ということはOLH20分とDiablo1時間は同じレベルの難易度ということなのかな?
The "One-Hour" T shirt
ということでご褒美の"One Hour"特製Tシャツを貰うことができました。パチパチ。しかしもうちょっとデザイン考えて欲しいなぁw。
帰りの下りは登りの人がほぼ終わるまで降りられない。しかもレンジャーに先導されて安全に下る。これはとてもよろしいと思う。こういうのの下りってchaoticになるからね。Tour of CaliforniaのSierraの観戦後の下りでも自爆してた人いたしなぁ。そんなことを考えながら下り順をを待っていたら、いきなり前輪から派手に「ぷしゅ〜!」パンクかよ!横のライダーが「俺のじゃないよな?」と聞いてきたぐらい。いやでもレース終了後&下り前でタイミングは絶妙だったかも。レース中だったら泣くに泣けないしなぁ。
帰路のハイウェイはいつも眠くなるんだけれど、今日ばっかりは余韻に浸って眠くならなかった。いつもこうだといいんだがw。
今日のレコードキーピング:

  • 走行距離:30.15 mile (48.5 km)
  • 走行時間:2時間8分37秒
  • 平均時速:14.07 m/h (22.6 km/h)
  • 最高時速:33.6 m/h (54.1 km/h)
  • 平均ケイデンス:76 rpm
  • 平均心拍数:142 b/m
  • 消費カロリー:1,236 kcal
  • 登り:3,773 ft (1,150 m)
  • コース:http://www.strava.com/rides/196044