Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

Thanksgiving

一昨日と昨日の分。

25日

Thanksgivingで今日は朝から七面鳥を焼いた。30分おきにたまった煮汁をかけたり、グレービーソースを作ったりと結構面倒だった。やけどもしたし。結局できたのは夕方になってからだったが、去年と比べるとまともな出来映えだった。ただ個人的にはやっぱり七面鳥はパサパサであまりおいしくないと思う。昼に買い物に出かけたのだが、予想に反して営業中の店が結構あった。セーフウェイもスターバックスもブロックバスタービデオもやっていた。例の台湾人が夕方やってきた。うちにお客さんが来ると決まって子どもたちは大はしゃぎになるのだが、今回は日本人じゃないこともあり初めはしり込みしていた。が、それも時間の問題でその後はまともに話ができない位にまとわりついていた。長男は中国語の数字や挨拶についての質問責め、次男はポケモン(丁度この日金銀バージョンを入手)を持ってきて、"Lookthis! Look this! I show you this!"。プリスクールでもこんな感じなのか?しまいには台湾人はセガサターンのゲームをさせられる羽目になり、子ども達相手に負けまくっていた。ちょっとかわいそうだったかも。

26日

こっちではThanksgivingやChristmasの翌日はお店がセールをやるのでこっちの人は朝からそれに並ぶらしい。うちも一瞬行こうかと考えたがやっぱりやめて、前から子ども達にお願いされていたトイストーリー2を見に行った。映画を見るといつも思うのだが、こっちは映画を見ることに対するハードルが日本に比べて非常に低いのだ。映画館は車で10分ぐらいの所にあるし、一つの映画館でスクリーンが10以上もある。特に新作映画はいくつものスクリーンで同時上映されていて(例えばトイストーリー2は4つ)、ある時間のを見逃しても30分ぐらい待つと次のが始まるので、とっても気軽にみれる。こんなわけで、いくらビデオやケーブルTVが発達してもアメリカの映画文化は廃れないと思う。で、トイストーリー2であるが、前作をみたときもすごいCG技術だと思ったが、新作はそれに輪をかけてすごかった。とくに光沢の表現が素晴らしく、わざわざそれをデモするようなシーンまであった。ストーリー自体はいわゆるディズニーもののハッピーエンドだったが、奥にいわせるとストーリー展開に応じて次男がスリルのあるシーンでは口に手を当てたり、助かるとホッとしてもたれかかったりしたりと面白かったらしい。映画が終わった後観客みんなで拍手していたのがおかしかった。

夕方からは1人でオークランドにあるYoshi'sにいってMichaelBreckerのステージを見にいった。随分早く着いたのだが、Thanksgivingのせいか駐車場が満杯で、30分近くJackLondon Squareの辺りをうろうろした。よっぽど路駐してやろうかと思ったがお巡りさんがうろうろしているのでやめた。実際何台かは捕まっていたようだ。ようやく駐車できて開演まで暇をつぶす。Yoshi'sには簡単なバーがくっついていてそこで新聞を読みながら待つ。時々目の前をアムトラックが走りすぎる。今度は車をやめてこれで来ようか。ようやく8時になりしばらくしてステージが始まった。やっぱりMichaelBreckerは素晴らしい。年をとってどことなくショーンコネリーを痩せさせたような風貌になったが圧倒的なパワーとテクニックは健在だ。曲は2週間ほど前に発売になった新しいCD"TimeIs Of The Essence"からの選曲が殆どで、コンボの編成も同じ。ベースの代わりにオルガンが入っていてこれがいい感じを出している。あっと言う間に1時間半ほどの演奏が終わってしまった。